スリクソンが2026年トラベラーズ選手権の会場で、新ドライバーシリーズ「ZXi RKT」を初公開した。公式スペックはまだ未発表だが、公開された写真から重要なアップデートが複数読み取れる。
3モデル構成:選手タイプ別の設計
新シリーズはZXi RKT LS・ZXi RKT(コア)・ZXi RKT MAXの3本立てとなっている。LSはコンパクトなペアシェイプで前後2ウェイトを搭載し、弾道とスピンをコントロール。コアモデルはヒール〜トー方向のCG調整が可能で、フィッティング対応に優れた設計だ。MAXはリアに1ウェイトのみのシンプル構造で、安定性と高弾道を重視したモデルと推測される。
カーボンファイバー増量でMOIが向上
前世代と比較してカーボンファイバーの使用量が大幅に増加。特にソール部分をカーボン化することで、調整ウェイトをヘッドの外縁に配置できるようになり、全モデルでMOI(慣性モーメント)が向上している。フォルムも「プレーヤーズシェイプ」と呼べる洗練されたデザインに刷新された。
「Acousticore」で打音・打感の弱点に対応
前世代ZXiシリーズで唯一広く指摘された弱点が打音と打感だった。高音でカシャついた印象はツアー選手にも不評で、多くの選手がホットメルト加工で対処していたとされる。新モデルのソールには「Acousticore」の刻印が確認されており、音と打感の専門的な改善技術が搭載されていることが示唆される。
ツアープロトタイプも登場
USGA適合リストにはスリクソンのプロトタイプ4モデルも追加されており、松山英樹やライアン・フォックス(Ryan Fox)、ゼップ・ストラカ(Sepp Straka)らに向けたカスタムモデルが既にテスト段階に入っている可能性がある。
Strokeslabの視点
正式スペックが出るまで断言はできないが、MOIの向上はSG: Off the Tee(OTT)の改善に直結しやすい要素だ。「Acousticore」による打感改善がコースでどう反映されるか、実測データが待ち遠しいシリーズである。
MOIの向上はSG: OTTに直結する要素であり、「Acousticore」による打感改善が加われば、スリクソンドライバーが選択肢に入るプレーヤー層はさらに広がるはずだ。正式スペックとツアーでの実測データを引き続き追いたい。
この記事の原文
Srixon ZXi RKT Driver Family Makes Tour Debut at Travelers Championship: 3 Key Takeaways
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