リード
スコッティ・シェフラーにとって、2026年全米オープンは「あと少し」で終わった大会となった。最終日にウィンダム・クラークが崩れかけながらも踏みとどまり、サム・バーンズを1打差で退けて2度目の全米制覇。シェフラーはキャリア・グランドスラムの最後のピースを来年のペブルビーチへ持ち越すこととなった。
最終日の流れ——チャンスを活かせなかった理由
最終ラウンド、シェフラーはクラークに6打差をつけられた状態でスタート。同組での直接対決でクラークを2打上回る71(+1)を記録したものの、それ自体は焼け石に水だった。
特に響いたのは以下の場面だ:
- 7番(パー3):バンカーから2打費やしてボギー。クラークとの差を4打以内に縮める好機を逃す - 16番(パー5):フェアウェイで完璧な体勢にいたにもかかわらず、ドライバーでラフに打ち込む。一方のクラークはフェスキューから奇跡的な脱出でバーディ。これで差は5打に広がり、事実上の決着となった
シェフラー自身もクラークの底力を認めている。「16番でのバーディは本物だった。ウィンダムはスクランブリングの能力が非常に高い——かなり過小評価されていると思う」
序盤の出遅れが致命傷
シェフラーは初日から8打差というビハインドを背負っていた。8番で30フィートの3パットによるダブルボギーを叩くなど、序盤から歯車が噛み合わなかった。
「ここ数年、初日の出来が安定していない。今年はずっと追う展開になっている」と本人も認めており、強いリードを持ったまま最終日を迎えられていないことが課題として浮き彫りになっている。
Strokeslabの視点
シェフラーの最終日のスタッツを見ると、大きなミスよりも「積み重なった小さなロス」が目立つ。SG: Puttingでのわずかな取りこぼしと、16番での判断——ドライバーを選択したリスクプレー——が、追う展開でのアグレッシブさと裏腹に機能しなかった。グランドスラム達成のためには、大会序盤のSG: Totalで首位圏内に入るマネジメントが今後の最重要課題となる。
シェフラーの課題は「決め手不足」ではなく「初日のSG: Total」にある——大会序盤にスコアを作れないパターンが今年のメジャーで繰り返されており、データ上の傾向として注目すべき点だ。
この記事の原文
Scheffler Reflects on Missed US Open Opportunity: Grand Slam Chase Continues to Pebble Beach
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