雨上がりのTPCリバーハイランドで求められる「攻める姿勢」
コネチカット州クロムウェルで開催中のトラベラーズ選手権。2日間の雨でコースは柔らかくなり、例年にも増してバーディーが狙いやすいセッティングとなっている。2年前の同大会覇者・スコッティ・シェフラーは「コースが簡単になったわけではなく、タイプが変わっただけ」と冷静に分析する。
シェフラーが特に強調するのは、最終盤の難しさだ。「日曜日に優勝争いをしていると、ずるずると逃げ切ることはできない。バーディーを重ね、本当に素晴らしいショットを打たなければ勝てないコース」と語る。昨年はキーガン・ブラドリーが最終ホールでトミー・フリートウッドを2打差逆転して制したように、TPCリバーハイランドは最後まで気が抜けない。
2028年のPGAツアー新フォーマットを歓迎
もう一つの注目点は、PGAツアーが2028年から導入する新競技モデルについてのシェフラーのコメントだ。ツアーは「チャンピオンシップシリーズ(約24試合、賞金2000万ドル)」と「チャレンジャーシリーズ」の2層構造に再編される予定。現在のシグネチャーイベントが72名フィールドなのに対し、新フォーマットでは平均120名に拡大される見込みだ。
シェフラーはこの変更を歓迎している。「トップ選手が同じフィールドで戦う機会が増えることをファンは求めている。小規模フィールドは人気がなかった。カットも復活し、より競争的になる」と述べた。さらに「チャンピオンシップシリーズで優勝すれば、世界の最高峰を全員相手に勝ったことになる。それは本当に価値がある」と意気込みを見せた。
Strokeslabの視点
雨で柔らかくなったコースは、SG: Approach(APP)よりもSG: Putting(パット)の重要性が相対的に高まる傾向がある。グリーンが止まりやすい分、アプローチの精度が直結してバーディーチャンスになるためだ。今週のフィールドで誰がパッティングを安定させられるかが、優勝争いのカギになりそうだ。
雨上がりのTPCリバーハイランドではSG: Approachがスコアを左右する週になりそうだ。シェフラーが語った「バーディーを取り続けなければ勝てない」というコース特性は、データ的にも裏付けられている。