デトロイトのロケット・クラシック、2026年で終幕
PGAツアーの「ロケット・クラシック」が2026年大会をもって終了することが、大会ディレクターのマーク・ホリス氏より発表された。ロケット・モーゲージは約13年間にわたってスポンサーを務め、そのうち8年間をデトロイトで開催してきた。大会期間中に地元団体へ寄付した総額は1,000万ドル超に上るという。
最後の大会は2026年7月30日スタート
最終大会はデトロイト・ゴルフクラブにて7月30日に開幕。ディフェンディングチャンピオンはアルドリッチ・ポットヒーターで、カム・デイビスは2度の優勝経験を持つ。ブライソン・デシャンボーも歴代優勝者に名を連ねる。
ロケット・クラシックは2019年、タイガー・ウッズ財団が運営していたワシントンD.C.近郊の「クイッケンローンズ・ナショナル」に代わる形でデトロイトに誘致された。ミシガン州にとっては、ウッズが2009年のビュイック・オープンで優勝して以来、初のPGAツアー開催地として期待された。
PGAツアー再編が背景に
PGAツアーは2028年以降、エレベーテッドイベントとレギュラーイベントの「2トラック制」への移行を計画している。新CEO・ブライアン・ローラップ氏は「トーナメントの格上げが進む」と述べており、ロケット・クラシックは大きな賞金プールを伴うエレベーテッド枠には入れなかった。カレンダー上の位置も安定せず、メジャー大会の狭間に挟まれることが多く、スター選手を安定的に集めることが課題だった。
Strokeslabの視点
ロケット・クラシックはSG的に見ても「平均的なフィールド」での開催が続いており、上位選手のデータが集まりにくいイベントだった。PGAツアーの2トラック制が本格化する中で、スポンサー投資の「費用対効果」を厳しく問われるトーナメントが今後も増えていく可能性がある。
PGAツアーの2トラック制移行が進む中、ロケット・クラシックのようなミドルクラス大会のスポンサー確保が今後の課題になりそうだ。