契約なしで始まったPingパターとの出会い
ワインダム・クラークが2026年全米オープンで優勝し、メジャー2勝目を手にした。彼の活躍を陰で支えたのが、Ping Scottsdale TEC Ally Blue Onsetパターだ。
クラークは2025年末にタイトリストとの用具契約が満了し、2026年シーズンをフリーエージェントとしてスタート。Driverからパターまで多くのクラブを試し、L.A.B. Golf DF3やBettinaradiなど複数のパターを経由した後、2026年3月、契約なしのままPingのパターを使い始めた。
PingがメジャーW以上に価値ある契約を結んだ理由
Pingはシナイコックヒルズでの全米オープン開幕直前に、クラークとのパター限定スポンサー契約を正式発表。50年以上にわたるツアー選手のスポンサー史上、初めてのパター専用契約だった。タイミングは完璧だった。
スペックの詳細:重さと安定感へのこだわり
クラークが選んだモデルはPing Scottsdale TEC Ally Blue Onset CB。2023年全米オープンをOdyssey JailbirdのカウンターバランスモデルでW勝したクラークは、同じ重さの感覚を再現することにこだわった。最終的なスペックは以下のとおり:
- 長さ: 38インチ - ヘッドウェイト: 400g(17gチップウェイト+13gリードテープ) - グリップ: SuperStroke Tour 3.0 17インチ
SG: Puttingで劇的な改善
Pingパターに変えて以降、クラークのSG: Puttingは155位(−0.725打/ラウンド)から43位(+0.239打/ラウンド)へと急改善。全米オープンでもパッティング部門4位の成績を記録した。
「このPingパターに変えてから本当に良い。スウィングに積み上げてきた努力が報われている感覚がある」とクラーク自身も語っている。
Strokeslabの視点
SG: Puttingの改善幅(約0.96打/ラウンド)は、季節単位で見ると非常に大きい。パター変更が直接的なトリガーであることは間違いないが、シャフト位置とCG設計による「トルク管理」というPingの哲学が、クラークのストロークと合致したことが本質的な要因と見られる。
SG: Puttingの改善幅は約0.96打/ラウンドと、シーズン単位では極めて大きい数値。パター設計の「トルク哲学」がストロークとフィットした好例として、フィッティングの重要性を改めて示している。
この記事の原文
GOLF.com: Wyndham Clark's Ping Putter Deal Pays Off Immediately With U.S. Open Title
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