ワインダム・クラークが2026年CJカップ・バイロン・ネルソンで優勝し、2年ぶりの勝利を飾った。注目すべきは、2025年末にタイトリストとの契約が終了して以降、初めてのギア・フリーエージェントとしての勝利という点だ。
ドライバー:精度を選んだTaylorMade Qi4D
クラークはシーズン序盤に4種類のドライバーを試したのち、TaylorMade Qi4Dに落ち着いた。今大会ではさらに一歩踏み込み、ライ角を調整したうえで未発売のProject X Titan Yellowシャフトに変更。TaylorMadeのツアー担当、エイドリアン・リトベルドによると、「スピン量を100〜200 RPM増やしつつ、精度を高めることが狙いだった」という。距離をわずかに犠牲にしても、フェアウェイキープ率を上げる選択はSG: OTTで+4ストローク超・フィールド6位という結果に直結した。
パター:Ping Ally Blueで大爆発
クラークのパターもシーズンを通じて試行錯誤が続いた。ヒューストン・オープンでPing スコッツデール TEC Ally Blue Onsetに切り替え、RBCヘリテージでカウンターバランス版を採用。今大会ではグリーン上で+12.5ストロークを超えるSG: Puttingでフィールドをリードし、勝利を決定づけた。低トルクのパターで出やすい左ミスを5度のトゥハングが矯正するという相性の良さが、数字として表れた形だ。
アイアン・ウェッジはタイトリストを継続
契約終了後もアイアンはTitleist '23 T200(4〜5番)と'25 T100(6〜9番)を継続使用。ウェッジはVokey SM11、ボールはTitleist Pro V1xをそのまま採用しており、フリーエージェント移行後も「合うものは残す」という実用的なアプローチが見て取れる。
Strokeslabの視点
SG: OTTとSG: Puttingの両方で大きなプラスを記録した今週のクラークは、まさにデータが示す「ティーからグリーンまで一貫して強い」パフォーマンスだった。フリーエージェントになったことでギア選択の自由度が増し、それが数字に出ている点は、ツアー選手のスポンサー契約とパフォーマンスの関係を考えるうえで興味深いケーススタディと言える。
SG: OTT +4超、SG: Putting +12.5超という数字は、クラークがティーからグリーンまで一切の弱点を消した週だったことを示している。フリーエージェントが自分のミスのパターンに最適化されたギアを選んだ結果が、データに明確に出た一戦だ。
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GOLF.com: Wyndham Clark's gear-free win at the 2026 CJ Cup Byron Nelson — driver and putter overhaul made the difference
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