シネコックの「伝統的な批判」とは真逆の声
2026年全米オープン(シネコック・ヒルズ)の開幕を前にした月曜日、PGAツアー優勝経験を持つマイケル・キム(Michael Kim)がSNS(X)上で異例の苦言を呈した。
例年の全米オープンでは、シネコックのグリーンは「速すぎる」「硬すぎる」という批判が定番だ。2018年の同大会では、ザック・ジョンソン(Zach Johnson)がテレビ生放送で「USGAはコースを失った」と発言し、フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)は13番グリーン上でボールが止まる前に打ち直すという前代未聞の行動に出た。
今回の評価は「真逆」
ところがキムの評価はまったく異なるものだった。彼がXに投稿した内容を整理すると:
- グリーンは「スポンジ状」でボールがよく止まる、スピードも「それほど速くない」 - 「かなりでこぼこ」しており、エアレーション(芝の通気処理)の穴跡がまだ残っている - バンカーの砂に石や貝殻が多く混入しており、不規則なライが生まれやすい
キムは「グリーンが荒れないよう、特に木曜の強風予報を意識してメンテナンスしているのだと思う」とコースクルーの意図を推測しつつも、パッティングが「非常にトリッキーになる」と警告した。
Strokeslabの視点
グリーンのコンディションはSG: Puttingに直結する。スポンジ状で遅いグリーンは通常、パッティングの名手よりボールストライカー(SG: APP型の選手)が相対的に有利になる傾向がある。さらにエアレーション痕が残るグリーンでは、ラインの読み・距離感ともに統計的な「再現性」が低下し、SG: Puttingのデータそのものの信頼性も落ちる点に注目したい。今大会のスタッツ解釈には例年以上の注意が必要だ。
グリーンが遅くでこぼこな状態は、SG: Puttingの数字を例年と単純比較できなくする要因になる。今週のスタッツはコース条件を踏まえたうえで読み解く必要がある。
この記事の原文
GOLF.com: Michael Kim Delivers Surprising Critique of Shinnecock Greens Before 2026 U.S. Open
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