腐敗した動物の死骸、ルース・インペディメントとして扱えるか?
コース上で想定外の「遭遇」をしたゴルファーからの質問が話題になっている。ドライブショットがスイング経路上に腐敗した動物の死骸に干渉された場合、そのボールはどう処理すべきか。
ゴルフルールの観点では、死骸であってもルース・インペディメント(Loose Impediment)として扱われる。これは正しい判断だ。しかし、フリードロップが自動的に認められるかというと、話は別になる。
フリードロップは認められない?
ルース・インペディメントに対するフリーリリーフとは、その障害物を取り除くことが基本だ。死骸であっても、素手で触らずとも何らかの方法で取り除くことが求められる。フリードロップ(ニアレスト・ポイント・オブ・リリーフからのドロップ)が認められるのは、委員会が「修理地(Ground Under Repair)」として指定した場合に限られる(ルース・インペディメントの定義およびRule 15.1参照)。
大型動物の残骸など、移動が現実的に不可能なケースでは、委員会が修理地として処理するのが適切な対応となりうる。
ウォームキャスト(Worm Cast)と冬季ルール
同記事では「ウォームキャスト(ミミズの糞塚)」に関する質問も取り上げられている。冬季ルール(Preferred Lies)が適用されている状況では、指定された距離の範囲内にウォームキャストが存在する場合、その上にボールをプレースすることは許可される。ただし、指定範囲外からウォームキャストを持ち込んでボールを乗せることは禁止されている。
また、プレー前に自然の力でボールが動いてしまった場合は、そのままプレーしなければならない。
Strokeslabの視点
SG分析とは直接関係しないが、こうしたルールの理解はスコアの無駄なペナルティを防ぐ上で重要だ。「フリードロップ」と「フリーリリーフ」の違いは、実際のラウンドで混同されがちなポイントであり、競技ゴルファーはこの差を明確に把握しておく必要がある。
「フリードロップ」と「フリーリリーフ」の混同はアマチュアに非常に多いルール誤解の一つ。競技に出るなら必ず押さえておきたい。
この記事の原文
GOLF.com: Dead Animal Carcass as a Loose Impediment — What the Rules Actually Say
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