ケプカ、全米オープン出場を表明——左手の状態は「日々改善中」
先週のRBCカナディアンオープン最終日に途中棄権したブルックス・ケプカ(36)が、火曜日にシネコックヒルズでの9ホール練習ラウンドを消化し、第126回全米オープン出場を正式に表明した。
ケプカが棄権を余儀なくされた原因は、左手の小指と薬指に生じた脱力感としびれ。グリップを維持することが困難になったという。しかしカナダ、そしてニューヨークで撮影した頸部の画像はいずれも異常なし。2021年に患ったC5・C6椎間板ヘルニアとは無関係と診断された。
「ファニーボーンを叩き続けているような感覚」——原因は尺骨神経か
ケプカ自身は「尺骨神経(Ulnar Nerve)の炎症」が原因と見ている。この神経は腕を走り、肘の反復的な曲げ伸ばしによって刺激されることがある。
「痛みはまったくない。むしろそっちのほうが不思議なくらい。ファニーボーンを叩き続けているような感じが続くだけ」
ダウンスウィングの切り返しで指がクラブから離れていくような感覚があり、インパクトでは完全に外れたように感じたという。それでも今日は「かなり改善された」と語り、9ホールを問題なくこなした。
シネコックヒルズで2018年の栄光を再現へ
2018年、ケプカはまさにこのシネコックヒルズで全米オープン連覇(2017・2018)を達成。最終ラウンド68をマークし、トータル1オーバーでトミー・フリートウッドを1打差で退けた。
今年1月にLIVゴルフからPGAツアーへ復帰以降、12試合で6回のトップ25入りと安定した成績を残している。本人も「ボールストライキングは2018年より良いかもしれない」と自信を見せており、先週の悪夢を払拭する準備は整いつつある。
Strokeslabの視点
ケプカのパフォーマンスを読み解くうえで注目したいのが、PGA Tour復帰後のSGデータ。特にSG: APP(アプローチ)の数値が回復傾向にあるなら、シネコックヒルズの難セッティングでも十分に戦えるはずだ。コースマネジメント(角度の管理)を自ら強調している点も、同コースの特性を熟知している証拠と言えるだろう。
ケプカがシネコックヒルズで強いのは「感覚」だけでなく、SGデータが示す再現性の高いボールストライキングが裏づけになっている。左手の状態が安定すれば、コースとの相性は依然として最上位クラスだ。
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ESPN Golf: Brooks Koepka Tees Up Practice Round at Shinnecock Hills Despite Hand Injury Scare
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