2026年全米オープン:シネコックヒルズが試す「本物のゴルフ」
第126回全米オープンがニューヨーク州サウサンプトンのシネコックヒルズGCで開幕した。過去5回の開催でアンダーパーのスコアを出した選手はわずか3名のみ。2018年大会でさえ優勝スコアは1オーバーであり、今週もUSGAが仕掛けるセッティングの厳しさが試金石となる。
「セカンドショットが勝負のコース」と2022年覇者マット・フィッツパトリックが表現するとおり、シネコックはアプローチの精度とグリーン上での対応力が問われる試合場だ。
最有力候補(クリアフェイバリット)
スコッティ・シェフラー(世界ランク1位)
ここ11試合未勝利ながら、トップ10フィニッシュは今季PGAツアー2位の7回を誇る。アイアンの精度がカギ。優勝すればキャリアグランドスラム達成という歴史的背景が今週最大のストーリーだ。
ロリー・マキロイ
マスターズ連覇後も3試合連続トップ20。「ティーショットの安定性に課題あり」と本人は語るが、シネコックの広いフェアウェイはその弱点を軽減する。15年ぶりのUS Open制覇を狙う。
ザンダー・シャウフェレ
2024年にPGAチャンピオンシップと全英オープンを制覇済み。全米オープンを加えればキャリアグランドスラムまで残り1冠。US Open通算9試合で7回トップ10という圧倒的な安定感が武器。
優勝争いに絡む候補(コンテンダー群)
- ラッセル・ヘンリー:FIRリーグトップの71.9%という精度はシネコックに最適。直近5回のUS Open中4回でトップ14入り。 - ルードウィック・オーバーグ:マレットパターに変更後のアプローチの安定感が光る26歳のスウェーデン人。 - ジョン・ラーム:LIVで今季2勝。PGAチャンピオンシップのタイ2位は、タフなセッティングへの適応力を証明した。 - ブルックス・ケプカ:前回シネコック大会の覇者。手の負傷が不安材料も、アプローチ精度はツアー上位。 - ウィンダム・クラーク:2023年US Open王者。直近の調子は上向き。
SG視点からの注目株
データ面で目を引くのがジェイコブ・ブリッジマン。今季SG: Puttingがツアー3位(+0.722)と傑出しており、シネコックの難解なグリーンで差をつけられる可能性がある。またトミー・フリートウッドは2018年のシネコックで日曜に63(7アンダー)をマークした実績があり、コース相性の高さは見逃せない。
Strokeslabの視点
今週のシネコックヒルズでは、SG: APPとSG: Putting の両立が優勝の絶対条件になるとStrokeslabは見る。フェアウェイが広くOTTでの差がつきにくい分、セカンドショットの精度とグリーン上でのパフォーマンスが例年以上に結果を左右するはずだ。
シネコックヒルズでは「フェアウェイをキープすれば安泰」という常識が通用しない。SG: APPとSG: Puttingの両輪が揃った選手だけが、USGAの罠を乗り越えられる。
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ESPN Golf: 2026 U.S. Open at Shinnecock Hills — Complete Contender Rankings and Analysis
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